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フェルデンクライス・メソッドの教室:Awareness Through Movement


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09.良い姿勢とは

何を良い姿勢というのかという定義について書いています。

脊柱側湾症の機能描写とそれに含まれている実用的な意味

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『脊柱側湾症の機能描写とそれに含まれている実用的な意味』
原文はこちら
フェルデンクライス・メソッドトレーナー:エラット・アルマゴール博士、アナット・クリヴィンヌ著

私達は二人とも20年以上の経験を持つフェルデンクライス・メソッドの教師です。私達はイスラエル、日本、イタリア 、ドイツ、アメリカでこのメソッドを教えています。フェルデンクライス・メソッドにおける先生でありトレーナーとして私達が発展させて来た事柄の一部として、主に脊柱側湾症をもつ子供達にフェルデンクライス・メソッドを用いて働きかける新しい方法を発展させました。下記に重要な詳細を描写します。

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脊柱側湾症の改善の仕方:フェルデンクライスの方法論による脊柱側湾症の子供達へのアプローチ

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フェルデンクライス・メソッドのトレーナーであるエラット・アルマゴール博士、アナット・クリヴィンヌによるフェルデンクライス・メソッドでは脊柱側湾症の子供達にどのように働きかけるかを解説している簡潔なレポートがあります。その中で脊柱側湾症の働きを理解して実際の脊柱側湾の改善に役立てる方法を説明してくれていますear

お二人は脊柱側湾症とは安定を回復する過程の中にある障害の結果であると示して、頑張る事をやめることで感受性を増すことが脊柱側湾症を改善することを発見されています。

そして、脊柱側湾症の子供達に対処するときに楽しみと好奇心を養う気持ちがとても大事であること、子供達が不必要な努力を取り除くことができれば、同じようにしてストレスから自分のやり方で自分自身を心地よくすることを見つけることを徐々に学べることを見つけ出しました。


二人とも日本でフェルデンクライス・メソッドのプロフェッショナルコースのトレーナーでもある方々ですね。フェルデンクライスのプラクティショナー向けの内容ですが、脊柱側湾症に悩まれている方や興味のある方々もいらっしゃると思いますので、近日日本語訳を公開しようと思っています。お楽しみにhappy02

人はバランスが取りやすいとき安定していると感じる!

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人は元の状態に戻りやすい状態にあるとき、安定していると感じるのではないのでしょうか。心理的にもそうですよね。安心できるリラックスできる場所に戻れば、安定していると感じて、自信を回復して、また出かけていけます。そうすると、今まで、やれなかったことがやれるようになっていて、びっくりしたことは多くの方に経験があることでしょう。

これは、力学的な意味の安定とは違います。力学的な意味で安定と言ったら重心がなるべく低くて、動かないことを言います。これを区別するために『動的な平衡』とでも言えばいいかな、あるいは『安心できるふるさと』...安定感と安心感は密接なつながりがあるのかもしれません。

さて、理想的な構造的な姿勢というときには、どのような基準で言っているのかをはっきりさせておきたいと思います。そのためには、動きやすさという機能を考える必要があります。

図のAの状態がなぜ構造的によいと言われるのかまとめておきますね。主に3つの事柄によるようです。

1.バランスを回復しやすいこと  2.上下軸に対して回転しやすいこと  3.地面からの反作用を頭に効率よく伝えやすいこと。

1.バランスを回復しやすいこと
人は重心ができるだけ高い位置にあると安定だと感じます。重心の最も高い、この姿勢はもっとも元に戻りやすいです。神経系は特に元の姿勢に戻る体の立ち直りの反応に適応します。元の状態に戻りやすい習慣で安定を感じますが、構造的には言葉の定義通りに言えば不安定ということです。この図のデーターはこの基準から作られているようです。

2.上下軸に対して回転しやすいこと
重力方向を軸に回転しやすいことです。力学的に言えば、慣性モーメントを最小にするということで、図のデーターとよく一致します。四本足で立つ動物より二足立ちの人間のほうが回転する速さが速くなります。闘牛では牛よりも素早く方向転換できます。また、武術はこの回転軸を有効に使いますね。例えば、合気道などで入り身とか使って、力の弱いはずの老人でも屈強な若者より素早く動いて、投げ飛ばしたりします。人間の特徴的な動作です。

3.地面からの反作用を頭に効率よく伝えやすいこと。
これについては図のデーターと比較したものがありません。そこで推測がはいりますが、足の裏から力が無駄なく骨格を通して頭に伝わりやすい状態にあるだろうと思います。足の裏から力を加えて、その力が頭にどの程度、ロスなく伝わるか測定してみれば、数値化できると考えています。階段を上り下りするときの疲れの少なさや、パンチの威力や、ジャンプの高さは単に筋力だけの問題ではないわけです。立ったり、歩いたりする時に足の裏からの反作用が効率的に四肢に伝わる必要があります。

このことをはっきりさせると、見かけ上の理想的な構造にむりやりはめ込もうとするよりも、1〜3の機能そのものを良くするほうが根本的なことなんじゃないかって発想が生まれても当然ですよね。機能から構造に変化を与える方法論です。

さて、フェルデンクライスメソッドのレッスンを受けた後で、立ち上がると、何が起きていますか?

姿勢の構造の分類

Measuring_posture
例えば、Dは
トーナス(正常な筋肉の特性的な部分的な収縮の状態のこと)が欠けて、余分な緊張がある場合重心が図の直線より前に行って、体は倒れないように絶え間なく膝関節と頸椎、腰椎のカーブを過伸展している。きっと、足の指先は必要以上に体重を載せているのだろう。などと考察することができますね。そして、これらは「The Harvard University Chart」ハバード大学の姿勢の構造の分類としてまとめられています。

The_harvard_university_chart

姿勢の指標

measuring_posture
理想的な直立姿勢は重心を通り、両肩を結ぶ直線で平行な垂直面はほぼ足首の関節の前側と耳の穴(外耳孔)を通ると定義します。
耳の穴と足首関節の前部を結んだ直線と足首関節を通る垂直な直線とのなす角を測定することで、姿勢の良さを定量化(数値化)します。実際上は測定しやすいように、耳の高さの水平線上でこの2直線の距離を測定した値を床から耳までの垂直線上の高さの値で割った比を代用します。

簡単に言えば三角比のタンジェントで考えようということですね。
分かりやすいように便宜上四つのグループに分けて、図と対応させてみます。

fig3-1

おーすごい!こんな単純な測定で複雑なパターンを定量化(数値化)できるのかって感心しちゃいます。でも、統計的な判断するには測定される数値はあまりにも小さくて、誤差の内の数値ですね。

このデーターが一般的に広まっている良い姿勢のおおもとだと思います。耳の穴と肩と股関節と足首が一直線上に並ぶのが良い姿勢と言われているものです。

きちんと考えると明確になることってありますね。この見方で人を観察したり、フェルデンクライスのレッスンを受けた後で、指標を比較すると面白いですよ。やってみましょう!

さらに、図の頭や胸や腹部の位置関係などを比較してみると、発見がありそうですね。
そして、この構造的な姿勢Aがなぜ理想的なんでしょうかね?

姿勢を観察する

measuring_posture








理想的な姿勢とはなんだろう?もっとも単純な直立に立った状態で考えてみましょう。図を見てください。図はモーシェ・フェルデンクライス著BODY AND MATURE BEHAVIOR(体と成熟した行動かな)からの引用です。

この図を見ると、多くの人がAが最も姿勢が良くてDが最も姿勢が良くないと考えると思います。このシルエットのどんな違いを観察しているのでしょうか?

例えば、シルエットの面積を比較しているとか、輪郭の曲線の曲率を比較するとかね。実践的にはなるべく簡単な比較基準が欲しいですよね。えーっと、2次元に正射影された平面で考えているので、パラメーターは二つあればいいかな?角度を測定する手もあるよね...

何を観察しているのか?ときには意識化してみることも大切なことですよね?

それでは、なるべく単純なやり方でA〜Dの違いを比較できる方法を考えてみてね。

身長を測定するじゃないですよ。念のため(^-^) 

良い姿勢とは

balance
良い姿勢ってなんですか?聞かれると「準備動作なく滑らかにあらゆる方向に動ける姿勢のこと」と説明します。体の配置の仕方によらず使える実際的な良い定義だと思います。

よく所作の優雅さとか動作がエレガントだとかいいますよね。優雅とかエレガントということはすごく簡単に言えば、何かするときに瞬時に反応できてこなすことができるということではないでしょうか。日本語で「姿勢がいいね」というときは単に体の配置だけを指すだけではないですよね。何かをするための準備が整っているときも使われます。「あの人は自然体だよね。」なんて言われるときに使う『自然体』これを動的平衡状態とか機能的な姿勢と読んでおきましょう。

ところが、自然体って主観的に感じ取れるものなので、ときにこれでいいのかな?って不安になることってあります。自分の感じを大事にして自分を信頼できるようにレッスンを続けることはとても大切なことです。でも、もうすこし、すっきりさせたーい!

そんなわけで、余計な混乱をしないために理想的な構造的な姿勢をきちんと説明しておこうと思います。

目が回る

ice_skatting
フィギアスケートの荒川静香選手の演技はまだ印象に残っています。素敵でしたね。日本テレビの番組「所さん目がテン」の2006年1月15日の放送された「所も回転!フィギュア」ご覧になりましたか?

フェルデンクライス・メソッドのATMレッスンで生理学的に何をしているのかをこれを例にして考えてみましょう。

「所さん目がテン」を見ていない方は以下のアドレスからライブラリーを見て下さいね。

http://www.ntv.co.jp/megaten/library/date/06/01/0115.html

高速に回転する椅子に座って目が回るか実験していました。目が回っているかどうかは、他人からは眼球がブルブル揺れているかどうかで観察できます。これは、生理学的に言えば「眼振」と呼ばれる現象です。

以下引用...体が回転しだすと、耳の中の三半規管にある「クプラ」という平衡感覚を司る部分が傾きだします。すると、それにつられて眼球も横に動き出してしまうのですが、眼球自体は、元の場所に戻ろうとするので、眼球がブルブルと振動してしまうというわけなのです。...引用終わり

普通の人であれば目が回ってしますのですが、オリンピック代表選手の村主章枝さんの妹さんで、フュギュアの選手である村主千香さんはまったく目が回らなかったのです。日頃の訓練で、高位の脳から目の動きを止める指令がでて眼振しないようにできるようになっていました。高速で回転中でも周りにいる人の顔が判別できるほどです。すごいですね。

ところが、日頃のジャンプやスピンと逆方向で回転すると、普通の人と同じように眼振してしまいました。

これは反射をより高位の脳の働きで抑制することが学習で獲得されることの分かりやすい例となっていると思います。人間の可能性を示す、すばらしい例ですね。

ところで、ある種の学習障害の改善に役立つ療法があることを聞いたことがあります。詳しくは知りませんが、回転椅子に座って、回転してもらうというものです。ひょっとしたら、ここらへんに関係しているものかもしれません。どなたかご存知ですか?

直立姿勢で姿勢の良さを判断する基準に回転のしやすさがあります。回転テーブルの上に立って回転しやすいほど姿勢が良いとして測定するものです。力学的に言えば慣性モーメントを最小にするほど姿勢が良いということですね。
姿勢調節の良し悪しを考えるとき、回転のしやすさはとても重要な要素になります。

世界を安定化させる

武勇伝、武勇伝、ブユ〜デンデンデデンデン♪Let'GO!
聞きたいか俺の武勇伝....不可能を可能にする秘訣...いや特には...(^^;)
勝手に話しちゃうもんね。
フェルデン デンデデンデン♪

『人は頭を水平面に保つメカニズムを発達させる。』

フェルデン デンデデンデン♪
なぜ、発達させるのか?それは生き残るのに有効だから。

フェルデン デンデデンデン♪
そのメカニズムを調べると脊椎動物としての種としての進化と人の学習や認知を通しての神経の発達が密接に関係していることが分かるのさ。

すでに不可能なことを可能にしているってことなのか〜デンデンデデンデン♪

頭の水平面についての定義は『頭が傾いている?』を読んでね。
http://felden.way-nifty.com/felden/2005/03/post_4.html

Magunusちゃんかっこい〜

reflex01

マグナスの論文

body_and_mature_behavior
このところBudolf Magnusのオリジナルの論文や関連する資料や論文を読んでいます。とっても面白いです。フェルデンクライスをやっていなかったら、こんな古典的な論文を読むことはなかったことでしょう。資料を手に入れることに協力して頂いたyamagiwaさん、そして私の教室に参加して下さっているお医者様にはとても感謝しております。お医者様に頂いた色々な資料から明確になったことがたくさんありました。私だけでしたら、きっとあたりがつかなかったことでしょう。m(_ _)m

なんで、マグナスなんて読もうと思ったかというと。モーシェ・フェルデンクライスが書いた「Body and Mature Behavior」。日本語にすると「体と成熟された行動」と訳しておけばいいかな。この本はフェルデンクライスメソッドの理論書です。この本をちゃんと理解したかったわけです。最近ペーパバック版が出版されていますから、興味があれば読んでみて下さいね。

ある分野を全く知らなくてもオリジナルや基本的な論文を10本位読むとその分野の基本的な事柄はつかめることは、経験しているので...。

他に関連する生理学の分野の文献があれば教えて下さい。とりあえず、マグナスのオリジナルペーパーは
on some results of studies in the physiology of posture, The lancet
on the co-operation and interference of reflexes from other sense organs with those of the labyrinths,The laryngoscope
があります。

1926年の論文に載っている、この時代の医療器具の広告には笑えます。この広告をブログに載せたら著作権を侵害することになるのかな?

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